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『幸福な食卓』
評価:
瀬尾 まいこ
講談社
¥ 1,470
(2004-11-20)
JUGEMテーマ:読書


映画が好評だったので気になってたところ古本屋で300円だったので即買い。

ある日父さんは父さんを辞める宣言をし母さんは1人でアパートを借り兄は何事も適当で「私」は梅雨になると気がふさぐ…穏やかな家族の再生の物語。

全体的には良かったです。ちょっと泣けます。でも主人公の恋愛の結末はそこまで過酷にする必要があったのかどうか…。
ちょっと前に読んだ『幸運の持ちぬし』のほうがよかったかなあ〜。

売れ筋の話を書いているようで登場人物の描き方か結構クールで割と好きな作家さんです 。
Δ ほん | 12:44 | comments(11) | trackbacks(0) | tien
『テンペスト』
評価:
池上 永一
角川グループパブリッシング
¥ 1,299
(2008-08-28)
JUGEMテーマ:読書


一言…うーんイマイチ。
内容は幕末頃の琉球王朝を舞台に主人公真鶴が女であることを隠して宦官として王朝に入り政治改革したり阿片をとりしまったり黒船連れたペリーを追い返したり大活躍するものの計略にはまり島流しにされるが今度は王様の側室として王朝終焉まですったもんだするお話。
後半側室と宦官二足のわらじになった頃は微妙なデシャヴ…あぁリボンの騎士?
前作のようなヒステリックなパワーとむちゃくちゃさを期待してたのに不発。著者沖縄の人なのにこの本からは少しも沖縄の空気を感じることができず残念!

お嬢様爆弾のあたりはちょっとおもしろかったんだけど…。
あのむちゃくちゃさのまま行ってほしかったかな。
連載が文芸誌だったからパワー抑え気味??

前作『シャングリラ』はアニメ化するらしいのでちょっと楽しみ!挿し絵がエウレカのアニメーターさんだったからそのままいってほしいなぁ

Δ ほん | 12:41 | comments(0) | trackbacks(0) | tien
『家日和』奥田英朗
評価:
奥田 英朗
集英社
¥ 1,470
(2007-04)
JUGEMテーマ:読書


『ガール』で今の時期でも楽しめる著者だなと思い、続けてこっちも読んでみました。
(最近はミステリ系・残酷系はさすがに遠ざけてます。)
「家」をテーマとした短編集。
一番気に入ったのは、やっぱり「ここが青山」かなぁ…。
14年間勤めた会社が突然倒産し、代わりに妻が働きに出て、主人公が主夫となる話。
この主人公、もともとあまり出世欲とか、男の沽券とかにこだわりがなかったのか、実にスムーズに主夫へとシフトしていく。最初は初めての家事にとまどうものの、最後には息子ならずも妻のお弁当まで作るまでマスターする。そして本人もそんな毎日を楽しんでいる。周りの人間だけが、彼に気を使ったり、激励したりとトンチンカンな対応をしていく様が可笑しい。
でも、奥田英朗の小説を2冊続けて読み終わり、ふとよぎる捻た思い。
奥田小説によく登場するこんなもの分かりのいい男なんてどんだけこの世に存在するんだろ〜か?と。でも「人間到る処青山在り」はいい言葉だなと思いました。
Δ ほん | 14:41 | comments(2) | trackbacks(0) | tien
『きのう何食べた? (1)』よしながふみ
JUGEMテーマ:漫画/アニメ


『大奥』といい今一番私が買ってしまう著者、よしながふみ。
今回も朝日新聞の書評で見かけて速攻本屋に走って…は無理なので歩いて行ってしまった。
別にストーリーはなんてことなく、いつものごとくホモで弁護士の主人公がスーパーで買い物をし、せっせと料理をする話なんだけど…何でこんなに面白いかなぁ〜。
読み終わった後は、特別料理好きでもない(いや、むしろ苦手、献立考えるのめんどくさい、台所に立つと殺伐とした気持ちになる)私でも、「やっぱ家で作って食べるご飯は最高だよね♪」などという気持ちになってしまう、驚くべき漫画です。
やっぱり「食」ってダイレクトに「幸せ」に結びついているよなぁ〜などとしみじみと思ってしまう。

ジャンクなものをことごとく制限されている、臨月の今の私の楽しみは「パン屋さんのパン」!本書でも、パンだけはスーパーの一斤100円パンではなく、パン屋さんで買う主人公。あー、パン屋さんのパンって何であんなに美味しいんだろう…。
ハード系のパンで、サツマイモの入ったパン、イチジクとくるみのパン…、これがあると思えば朝も起きられる。

子どもの頃も母によくお菓子を作ってもらいました。誕生日は必ず手製のケーキだったし、その他クッキー、シフォンケーキ、チーズケーキ、ドライフルーツたっぷりのパウンドケーキ、秋になれば紅玉でアップルパイ…そしてガッツリ太っていった私達。今思い出しても涎が…。今度は自分が作る番かぁ〜。

それにしても、1か月2人の食費が1万7368円って!!負けたと思った。

待ちに待った『大奥』3巻が今月20日に発売が嬉しい!でも事によると分娩台の上の可能性が大…。まぁ、いいか。
Δ ほん | 14:13 | comments(2) | trackbacks(0) | tien
『古本屋の女房』田中 栞
評価:
田中 栞
平凡社
¥ 1,575
(2004-11)
JUGEMテーマ:読書


このお方の本好き・本屋好きが半端じゃない。
まず就職した三笠書房で職場結婚したものの、あまりの古本屋への傾倒ぶりに夫から、
「僕は本は好きだけれど、あなたほど本屋さんが好きではないよ」と言われてしまい離婚…。
その後、たまたま入った古本屋で学生時代バイトをしていた書店員と巡り合い、再婚。古本屋の女房となる。一女一男をもうけ、今度は赤子をひっさげ各地の古本屋を行脚するという。
ここに出てくる古本屋「黄麦堂」は専門書など扱うところではなく、いわゆる「まちの古本屋さん」。古本の買い付けに多々登場するのは「ブックオフ」というところに驚いた。えー、そうなの??(現在は違うらしいですが…。)
また、「フランス書院」や「ボーイズラブ」系の会計を娘にやらせているところなどが可笑しかった。また、カバーイラスト・挿絵全て著者が書いているのもすごい。妹尾河童さんを思い出すようなタッチで私は好みでした。

ただ、ラストが経営不振で、さらに閉店時のトラブルなど、それによって離婚を考えたりとなんだか世知辛い話で終わっており、ちょっと読後感が悲しい…。
Δ ほん | 16:46 | comments(0) | trackbacks(0) | tien
『ガール』奥田英朗
評価:
奥田 英朗
講談社
¥ 1,470
(2006-01-21)
JUGEMテーマ:読書


久々にメインを更新。
この前にも『鴨川ホルモー』とかいろいろ読んだのですが、更新する気力なく放置。

さて、未婚・既婚・子あり・子なし問わず働く30代女がテーマの短編集。
読み終わった後は、なんだか元気が出る、なんてありきたりな言葉ですが
そんな小説でした。
中でも私が好きなのは、
マンションを買おうと右往左往する「マンション」
離婚して息子を育てつつ仕事をする「ワーキングマザー」
です。
「マンション」で、日頃、職場の既婚男性の保守的なところを小馬鹿にしていた主人公が、マンションを買うと決めた途端、「いつでも辞めてやる」と思っていた安定した職を維持することが必要になり、彼らの気持ちに気づいたり…ってとこがリアルで可笑しい。
それから、ラストも「会社」ってところは、仕事もそうだけど、いろんな人間がいるところがなんとも面白いんだよな〜と思わせてくれる。

「ワーキングマザー」では、ラストの主人公が和解するところで、
「女は互いに合せ鏡」「私があなただったかもしれない。あなたが私だったかもしれない」(原文うろ覚え御免)というくだりに「うんうん」と頷いてしまった。
自分の職場も女性が多いところで、「女の敵は女」までいかないけど、ちょっぴりそんな風潮もあり、こんな風に立場の違う女同士が分かり合えればお互い働きやすいだろうなぁ〜なんて思ってしまった。

実に爽やかな読後感でした。
Δ ほん | 16:18 | comments(0) | trackbacks(0) | tien
『今昔続百鬼 雲』京極夏彦
文庫版 今昔続百鬼 雲 〈多々良先生行状記〉 (講談社文庫)
講談社 2006年

さて、京極シリーズ大好きの私ですが、概ねキャラを目的に読んでいたわけです。いやストーリーも妖怪自体も好きなんだけど、京極堂や、榎さんが出ないシリーズには、まぁ、あんまり触手が動かなかったというのが正直なところ。
さて、ここのところ読書から遠ざかってそろそろ何か読みたいと思ったのですが、あんまり気分的に冒険して新規著者を開拓する気にもなれず…。ああ、そういえば京極さんで読んでないものがあったなぁと思い、手をつけてみた次第。
…ところが、意外や意外。結構面白かった!
京極さんの師匠を髣髴とさせる、妖怪研究家の多々良センセイと、そして不本意でありつつもいつも一緒に旅に出る沼上。このコンビ、けっこうイケル。
何より読みすすめるうちにこの、沼上が結構気に入ってしまった。
本人は自分は大人だから、無用な争いや喧嘩も買わないし、長いものに巻かれた方がいいとかなんとか言っときながら、実際ものすごく短気だし、熱くなりやすい。かと思えば、肝心なところではセンセイに流されている。いいなあ。
短編なので何話かあるのですが私は「手の目」が気に入ってます。
沼上の、というか男の馬鹿さと可愛さが詰まった話だと勝手に思ってます。
それにしても、富美ちゃん。おそるべし。いい女になりそうです。
最後の話には京極堂も出てくるというオマケ付で楽しく読了。
そうか、多々良センセイと京極堂の出会いはこんな事件がらみだったのね…。
次が出たら、今度はタイムラグなしで読みます!
Δ ほん | 21:58 | comments(2) | trackbacks(0) | tien
『航路』コニー・ウィルス
航路〈上〉
航路〈下〉
ソニ・ーマガジンズ 2004
[うーん…]星星星

NDE(臨死体験)を科学的に解明するため日夜、病院を奔走する認知心理学者のジョアンナ。一方、神経内科医のリチャードは薬物投与によって人為的にNDEを起こして脳の状態を記録することでNDEを解明するプロジェクトを起こし、ジョアンナに協力を求める。様々なトラブルの果てに被験者が不足し、ジョアンナは自分が被験者になることを提案する…。

「死んだらどうなるのだろう?」って誰もが一度は考えることだと思います。多くは思春期頃に。私も大多数に漏れず中学生の頃によくそんなことを想像してました。暇だったんですねぇ。当時から信心薄い人間だったので「天国」とか「地獄」とかが実際にあるという選択肢は無し。でもどうやら色んな人が臨死体験をして、色んなことを見ているらしい。ということで納得できる(自分が)結論として、「死んだら自分の心に帰る」ということにしてずいぶんさっぱりした記憶があります。今考えたら何だそりゃって感じですが。そんな頃もあったなぁと久々に思い出しました。
っても本書は「死後の世界」のお話ではなく、あくまでもSF、NDEを解明する話です。
(ネタバレしてます。未読の方注意)
Δ ほん | 14:44 | comments(0) | trackbacks(0) | tien
『ゆっくりさよならをとなえる』川上弘美
ゆっくりさよならをとなえる
新潮社 2001年

この世にあってよかったなぁと心から思うもののひとつに川上さんの本がある。読みながら、本当に好きだなぁと、いちいち噛みしめながら、読む。
そんな川上さんのエッセイです。もしかしたら、私は川上さんの小説よりエッセイの方が2割ほど余計に好きかも知れないと気づく。しかしそれって著者にとってはあまり嬉しくないだろうか?いやいやエッセイだって小説の変形みたいなものだから、いいはず。などとぐちゃぐちゃ思う。のでこっそり呟くことにします。川上さんのエッセイが2割り増し、好きです。

ここのところいつもの「少々鬱」にかかっていたのでこの本が手元にあって本当によかった。「少々鬱」は夕暮れ時にスーパーの前で主人を待つ、足の短い犬の頭を撫でたら恢復していきました。見知らぬ犬よ、ありがとう。

さて、どの頁も好きなのだが、とりわけ好きなものをあげてみる。
 峺澱咫
岩波文庫の背表紙の★を見ているうちに、笑いがこみ上げてきた、という話。そこに芭蕉の「古池や…」の句で同じく笑いがこみ上げてきた内田百里力辰重ねられる。二人とも変なもので笑うものである。と思って、その時まだ「少々鬱」を引きずっていた私は、突然だが漢字練習がしたくなった。本当は何か縫い物や編み物など、黙々としかし進捗状況が明らかであるものをしたかったのだが、縫い物も編み物もできない私は、しょうがないので漢字練習で代用にしようと思ったのだ。けれど深夜に突然そんなことを思いついてみたところで、漢字練習帳なるものは手元にない。妥協の妥協で、昔買った『声に出して読みたい日本語』を写すことにした。
『少々鬱』な私は、思いっきり惨めたらしい文章をさがすことにした。すると石川啄木の「われ泣きぬれて 蟹とたはむる」の詩が目にとまった。
それを一字一字ノートに写していると、なぜかとても可笑しくなってきた。
泣きながら、よりにもよって蟹とたわむれている、というのが可笑しくてたまらない。そして一度可笑しいと思ってしまうと、何度も考えてしまう。それは翌日会社に行っても後をひくほどだった。なんだか、恐れ多いと思いつつも、川上さんと「くくく」を共有したようでちょっと嬉しくやはり可笑しかった。

不幸に似かよったもの
この中で、
 男が女を「かわいい奴」と思い、女が男を「うい奴」と思うとき、両者の心の奥底にあ るのは、一種の「みくびり」じゃなかろうか
この一文に脱帽。確かに確かにと諤々と頷くしかない。

川上さんの本のどこら辺が好きなのだろうと、まただらだらと考えていた。
言葉の使い方が、好きだ。特にひらがな。それから句読点の打ち方。

最近、川上さんの新刊が数冊、出た。図書館で借りるので読めるのはいつになるやら。
Δ ほん | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) | tien
家事って奥が深い
新米ですが、主婦です。(いや、働いてるから正確には違うのか?この単語の使い方が未だに分からない。)とりあえず主な家事をしなければならない。しかし、この家事ってやつが私は苦手。ということで、新米は新米らしく、家事系の本を最近ポツポツと読んでます。
通勤時間が片道40分なので、行きは仕事関係の本、帰りは家事関係の本を読む時間にあてている。とりあえずこの2冊を読んだ。…いやー、家事って奥が深い!!すごいですね世の中の主婦の方々は!頭が下がる思いです。多分読んだところで八割方実行しないのですが、モチベーションを上げるのに役立っています。

工夫生活のススメ

家事革命―手間をかけずにキレイに暮らす

同じく朝型へモチベーションを上げるのに役立った本はこちら。
宵っ張りな私も、自分とオットの弁当を作らねばならぬので、なんとか頑張って起きてます。寝坊するなら土曜日、日曜日は通常の起床時間にすると月曜日はつらくないというのは役に立った!それから今まで死にそうなほど混んでいる通勤快速を使っていたのを、時間を早くして各駅に変えたことでストレスも軽減されました。朝早く会社に着くのも気分がいいもんですね。そして定時でスパっと帰ってます。

スッキリ朝とゆったり夜


Δ ほん | 20:54 | comments(2) | trackbacks(0) | tien
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