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「嫌われ松子の一生」(日本/2006)
[めくるめく不幸]星星星星

監督:中島哲也「下妻物語」他

やっと見に行ってきました。ギリギリセーフ…。
なんか…すっごかった!「昭和の人って激しいワ!」(byドラマ「すいか」)

福岡の田舎で教師をクビになったところから始まる川尻松子の転落人生。それを彼女の死後、甥の笙が興味をひかれ辿っていく、という流れ。ちなみに今回は原作未読♪

とりあえず、中島監督が仕掛けたと思われる泣き所に、ことごとく引っかかってたと思われる、私…。なんでー?なんで泣いてるの?私!?と、自分で自分に少しひくぐらい泣けてしまった。不幸まっしぐら人生といってもミュージカル仕立てですから、そんな泣く心構えは全くなく。全編咲き乱れる花花、キラキラお星様は飛び交い、そしてひたすら乙女な松子。一見すると共感できる部分など皆無に等しい主人公とその人生なのに!だいたい、最初の転落の切欠である、盗難事件で、松子の行動ってその時点で人として駄目でしょうよ〜。

やっぱり、どんなに自分とはまったく違う人間だとはいえ、一度でも人生をふと振り返って、幼い頃に描いた場所からなんと自分は遠くに来てしまったのだろう、と思ったことがある人間になら誰でも何か感じることができる映画だと思います。

(以下、詳細?)
といっても、何せミュージカルフィルターがかかっているわけで、悲しい一辺倒の苦しい映画ではない。「シカゴ」的な格好よさが満載でした。とにかく松子を含め「格好いい女」がたくさん!ソープ嬢仲間を演じたBONNIE PINKの「時代遅れでも人は生きてかなくちゃならない。仙台帰って小料理屋でもやるさ」のセリフに痺れた!毎回男が変わるたびに違う顔の月にもうける!

公開前から過酷な現場の話題がチラホラ出ていたこの映画。パンフレットを読んでいると無茶苦茶言われていたのは主演の中谷美紀だけではなかったような…。もちろん主役が一番辛い思いをしていたのだとは思いますが、その他の役者さんをはじめ、ヘアメイクの人から録音、照明に至るまで、その苦労が、というか監督との闘いが(笑)記されているパンフレットも珍しい感じが。これを読むだけでかなり面白かった。
ところで幕が上がって最初にどどーんと画面と覆わんばかりに出た「NAKATANI MIKI」の文字に私はビックリしたのですが、あれは「風とともに去りぬ」を意識していたのですね〜。なるほど。ほんっと、いろいろ細かい!

実はこの映画のキーワードだったのであろう「人の価値というのは…」というセリフにはイマイチぴんとこなかった私。それでも「勝ち」「負け」と賑わっている世の中で、もしかしたら「世間的幸せ」をも凌駕するような「不幸」を叩きつけたその揺さ振りは、しっかと受け取れたと思うのですよ。
Δ えいが | 14:20 | comments(2) | trackbacks(6) | tien
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Comments
TBありがとうございます。悲しい映画を楽しく描くのって普通やらないですよね。びっくりです。
posted by MESO [ 2006/12/25 5:02 PM ]
コメント&TBありがとうございます。
そのままやったら暗〜く、昼ドラのような内容ですが独創的な演出が見事でしたよね。でもどんなに明るくても、だからこそかもしれませんが、やっぱり最後は泣けてしまいました。
posted by tien [ 2006/12/25 11:08 PM ]









Trackbacks
○どうしても観たい映画があるんです. http://www.uplink.co.jp/tour/index.php 二週間くらい前に上映開始時間だけ確認して映画館に行ったら… 「上映一時間前に整理券を配布しておりまして,本日分は全て終了しました」     空振りッ   解説
20XX年 宇宙の旅 | at: 2006/07/18 3:48 AM
『嫌われ松子の一生』を観てきました! 『下妻物語』の監督さんらしいですが、『下妻』は意外と おもしろかったのでかなり期待してしまいました。 で、感想は ミュージカル的要素あり、音楽がキーワードな作品ですね。 映像もラブリーでキレイです。 内容はお
Lemon Tea のマイブーム | at: 2006/07/18 8:14 PM
奇跡のような映画だった。原作読んで全部話を知っている私でさえ、最後は号泣した。映画終わって、「まーげてー、のーばーしーてー」とふと最後に流れてた曲を口ずさんでしまい、で、それだけで思い出し泣きできるくらいの号泣だ。後ろの席の人(兄ちゃん)も泣いていた
映画を観る女。改訂版 | at: 2006/07/29 1:36 AM
嫌われ松子の一生I情報満載です!
http://tvdrama.livedoor.biz/index20.rdf | at: 2006/10/13 5:18 PM
主演:中谷美紀 評価:☆☆☆☆ 内容:変死した松子の、憐れでしかし何故か本人は幸福な人生を辿ってゆく物語。 感想:なんかCMみたいな(というかまんまCM風)のオープニングで華々しい幕開け。派手なCGはあり、ミュージカルもあり。こんな豪華な邦画
旭のほとりで | at: 2006/12/17 5:18 AM
誰に聞いても絶賛のこの作品。 2006年が終わる前にDVDでやっと観ました。 ふぅ。 平成13年の夏、。荒川の河川敷に何者かに撲殺された女性の死体。 その姿は醜く肥え太り、身なりはホームレスのようだった。 彼女の名は川尻松子。 彼女は何故殺されなければなら
映画、言いたい放題! | at: 2006/12/29 5:51 PM

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