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『愛はさだめ、さだめは死』ジェイムズ・ティプトリー・Jr
愛はさだめ、さだめは死
愛はさだめ、さだめは死
伊藤 典夫・浅倉 久志訳 早川書房 1987

気もそぞろな夏頃『たったひとつの冴えたやりかた』を読んだのですが、私は本書の方が面白かったです。『たったひとつ…』はきっと出た頃は斬新だったのかもしれないけれど、現在読んだ私は普通な感じがしてしまったので。おそらくその模倣的なものにこれまで沢山出会ってしまっているからかもしれません。

ティプトリーを読んだ動機はその著者本人の数奇な人生から興味が沸いたためという、おおよそ不適当なものである。(まぁ読んでいる最中はそんなこと忘れてますので…)
12の短編の中でも面白かったのが、

(内容ちょこっと触れます)
エイリアンに美しい「楽園」で育てられ、楽園に帰ることを願っていた少年の「楽園の乳」
「広告」が禁止された未来、美しい人工の肉体にコンピュータでつながれ、商品の宣伝をする仕事を引き受けた女の悲劇を描いた「接続された女」
不時着した飛行機に乗り合わせた不思議な母娘の選択を描いた「男たちの知らない女」
時間の摩擦を弱められた男とその妻の話「断層」
移民コロニーを救おうとした男の生物としてのヒトと人間としてのヒトの葛藤「最後の午後に」

こうやって羅列してしまうと無味乾燥だけど、どれも短いながら一つ一つ読んだ後に不思議な余韻がのこる。

ところで、人一倍スローペースな私はエイリアンに摩擦を弱められたのかと疑ってしまう今日この頃…。ああ、時間の流れについていけない。なにもかもが片付かない。(無能)
Δ ほん | 16:36 | comments(0) | trackbacks(0) | tien
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