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『容疑者Xの献身』東野圭吾
容疑者Xの献身
文藝春秋 2005

[評価]星星星星

読んだ人から「いいよ!」と薦められていたので、読もう読もうと思っているうちに受賞してしまいまして、図書館から連絡はまったく来ず、ようやっと仕事仲間から借りることができました!

簡単あらすじ:暴力を振るう夫と離婚をし、ホステスを辞め、中学生の娘を育てながら弁当屋「べんてん亭」で働く花岡靖子。その彼女目当てにお店に来ていると噂される同じアパートの隣人、高校の数学教師、石神。ある日、靖子のもとに元夫、富樫慎二がやり直しを迫りにやってくるが、争った末に靖子と娘で富樫を殺してしまう。途方にくれた母娘の前に突然石神が現れ、自首するつもりがないのなら死体を隠すのを手伝うと告げる…。

東野圭吾、初読み作品です。
切ない話でした。
トリック的にはそれほど難解ではないので、それよりもドラマに主軸が置かれています。
この本って「ガリレオ先生」というシリーズの1冊なんですね。同じ大学の物理学者、湯川教授が石神のトリックを崩していくという展開です。
何がタバレになるか分からないので以下は注意!
数学に関しては天才的才能を発揮するが、それ以外の世間のことについては不器用な石神が、その自分の唯一の才能を全て使い果たし、大切な人を救おうとするそのひたむきさが切なかった。このまま逃げ切って欲しい気持ちと、そうでない気持ちとで揺れます。
そして彼は間違いなく一度は完全な幸福を手に入れた。
ほんの一瞬でしたが。

最後に思ったことは、全てを綿密に練り、配慮した石神でも、娘の気持ちまでは見通すことができなかったんだなぁと、思いました。

ところで、数学…。
好きな人々にとってはさぞ素敵な世界なんでしょう。
万年数学赤点だった私には地獄ですよ〜そんな世界…。
Δ ほん | 22:04 | comments(3) | trackbacks(5) | tien
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Comments
はじめまして。
TBさせていただきました。

切なくてやりきれない結末なんですけど、
結局、こういう結末を迎えるしかなかったのかなぁ、という遣る瀬なさが、この作品の胸に響くところなのでしょうね。
posted by こばけん [ 2006/02/16 3:47 PM ]
こんばんわ〜。すてきなブログですね。
ひとつひとつの作品に感想がしっかり書かれていて素晴らしいと思いました。
『容疑者Xの献身』読みたくなりました。
また遊びにきますね♪
posted by GOMAO [ 2006/02/16 11:12 PM ]
こばけん様

はじめまして!TB&コメントありがとうございます!

>結局、こういう結末を迎えるしかなかったのかなぁ、という遣る瀬なさが、この作品の胸に響くところなのでしょうね。
★ほんとに遣る瀬無いという言葉しかないですよね。けれどそこまで思える人に出会えた石神が羨ましくもあります。石神にとってのこの親子の存在の意味を考えると、やはり避けられない結末だったのですね…。

GOMAO様

いらっしゃいませ〜〜!ご訪問ありがとうございます。

>『容疑者Xの献身』読みたくなりました。
★おすすめですよ〜。読みやすいし、ミステリーとも恋愛小説とも読むことができお得です。

是非また遊びにきて下さいね♪私もまた遊びに行かせて頂きます。
posted by tien [ 2006/02/18 5:02 PM ]









Trackbacks
「さすが!」というほかない本格ミステリー。 トリックも相当練り込まれていて、 最後の最後まで真相が解りません。 しかも「純愛ミステリー」と呼ぶに相応しく、 主人公の数学者・石神がみせる愛のかたちに涙します。 “読ませる”本格ものを読みたい人には、ぜひ
こばけんdays | at: 2006/02/16 3:39 PM
容疑者Xの献身  を読む。東野圭吾の探偵小説。名探偵役は、湯川学。  東野圭吾の作品を読むのは初めてです。この間この作品で直木賞を取りましたね。  ちなみに、東野の作品に『探偵ガリレオ』というのがあるのは知っていたのですが、湯川学はこのガリレオからの
たか@ヒゲ眼鏡の探偵小説趣味(古典派宣言) | at: 2006/02/17 5:02 AM
容疑者Xの献身文藝春秋このアイテムの詳細を見る 今回は、東野圭吾『容疑者Xの献身』を紹介します。本書は、直木賞の受賞作ということで、結構評価が高いとおもいますが、私は普通に面白いとは思いましたが、そんなに評価が高いと言うことに驚いています。私は、本書よ
itchy1976の日記 | at: 2006/06/14 5:00 AM
表紙がいい。 黒地に深紅のバラ一輪。 シンプルで美しく、どこか哀しげな感じ。この小説の世界をうまく表現していると思う。 本の帯に「命がけの純愛が生んだ犯罪」とあるが、「純愛」なんて手あかがついた言葉を安
ぱんどら日記 | at: 2006/10/06 10:28 AM
文藝春秋 (2005/8/25) ASIN: 4163238603 評価:90点 (ネタバレあります) 図書館で予約してから3ヶ月。ようやくまわってまいりました。 おもしろいたまらないとまらない。 久々の一気読みです。 昨日の夜から読み始め、今日の通勤電車、昼休み、帰りの電車
デコ親父はいつも減量中 | at: 2006/11/08 12:45 AM

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